国学院大学北海道短期大学部国学院大学北海道短期大学部

夏休み期間に向けた新型コロナウィルス感染症予防対策について(学長メッセージ)

2021年7月30日

令和3年7月30日

学生・保護者の皆様へ

国学院大学北海道短期大学部
学長 平野 泰樹

夏休み期間に向けた新型コロナウィルス感染症予防対策について(学長メッセージ)

 新型コロナウィルス感染症は、緊急事態宣言下の東京都で一日の感染者が過去最多を更新し、全国的にも増加傾向が顕著になっています。東京五輪や夏休みで人の動きが抑制されず、専門家は「第5波に入ってきている。」との認識を示しています。緊急事態宣言は東京都に加え、埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県にも再発令されると報道されています。

 北海道内においても札幌市を中心に感染拡大傾向にあり、北海道は「まん延防止等重点措置」の再適用を政府に要請しています。現状としましては、従来型よりも感染力が強い「デルタ株」が札幌以外の道内地域においても広がりが確認されています。デルタ株は、高齢者だけでなく若年者でも重症化リスクが高い傾向にあります。「感染経路不明」の割合が高いのも特徴として挙げられていて、いつでも、どこでも感染防止行動の徹底が必要です。

 本学は、今年度開始から全面的対面授業を継続し現在に至りますが、残念ながら大型連休明けに学生数名の感染者を出し、1週間の臨時休講と、その後北海道全域で緊急事態宣言が発令されたことによるオンライン授業展開と苦い経験をしました。これから迎える夏休みにおいても、皆さんの強い危機意識の共有と、一人ひとりのより慎重な行動が求められます。帰省や、旅行等の不要不急の外出は極力控え予防対策を取ってください。緊急事態措置地域及びまん延防止措置地域以外についても同様に注意するようにしてください。ワクチン接種は徐々に進んでいますが、学生の皆さんに行き渡るまでにはもう少し時間を要します。自分自身と周りの人達を守るために、ぜひとも協力をお願いします。

一覧に戻る
#