国学院大学北海道短期大学部国学院大学北海道短期大学部

後期授業について(学長メッセージ)

2020年8月8日

令和2年8月8日

学生・保護者・関係者の皆様

国学院大学北海道短期大学部

学長 平野 泰樹

後期授業について(学長メッセージ)

 本学は、「学生の健康と学びを守る」ことを最優先とし、前期授業は遠隔授業を継続してきました。7月6日からは、教育指導上の特性から実習や実技科目が多く、対面での指導が有効であり、かつ少人数での授業が多く、人と人との距離を十分にとることが可能である幼児・児童教育学科の一部科目において、新型コロナウイルス感染症の感染防止策を講じながら対面により実施しています。

 本学が所在する北海道滝川市においては、前期中新たな感染報告はなく、安定した状況にありますが、現在のところ、首都圏だけでなく全国的に新型コロナウイルス感染症新規感染者が確認されるなど、状況は深刻さを増しています。そのため、未だ多くの学生が北海道外に居住しながら、遠隔授業を受講している状況にあります。遠隔授業の有効性は認識しつつも、一方で早期の対面授業への移行や、クラブ活動等の学生同士の交流を望む声も寄せられています。

 さて、本学において9月28日から開始する後期授業についてですが、学生と教職員の生命、身体を守り、かつ学びの継続を守るために、引き続き主として遠隔授業を継続します。但し、国文学科・総合教養学科を含めた三学科において、実技、実習、卒業論文、ゼミナール等で一部対面授業を取り入れ、授業展開することにいたします。対面で行う具体的な科目は8月19日を目途にUNIPAを通じてお知らせいたします。諸々の理由により対面授業に参加できない学生に対する配慮として、対面授業をライブ配信する等の措置を講じる予定ですので、対面授業も遠隔で受講することも可能です。

 なお、日々変化する状況から、道内の感染状況が深刻になった場合には、一部対面授業開始時期の延期も検討しなくてはなりませんし、感染防止対策の工夫を進めるなかで、安全の確保が見込めると判断される科目についての対面への移行についても、継続して検討してまいります。在籍するすべての学生が自己実現を果たし、卒業ができるように全学一体となって学修支援に努めます。

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