國學院大学北海道短期大学部國學院大学北海道短期大学部

就職希望者1年生とOB・OGの座談会

2019年3月7日

「就職希望者1年生とOB・OGの座談会」H31年1月10日
國學院大學経済学部   上田 杏奈さん(野村證券株式会社内定)
國學院大學経済学部   西條 徹さん (株式会社StartGate内定)
國學院大學人間開発学部 星  遼希さん(福島県 小学校内定)
上田さん→上 西條さん→西 星さん→星

○企業の志望動機
上 私は証券会社ですけど、最初何がしたいかわかりませんでした。なので、いろんな会社の職業体験や説明会に行きました。わざわざ行くことで、雰囲気や社風とかどんな感じの人が働いているかわかります。野村証券の説明会に行った時に、「うちは厳しいです」と人事の方が話しているのを聞いて、私は今までの経験から厳しい環境に身を置くことが、自分のモチベーションにつながるのも確信していたので、証券がいいというか、業務に惚れたというより、野村証券自体に入りたいという感じで選びました。

西 選んだ理由として、基準を2つ設けました。1つ目が誰と働くか。2つ目がどれだけ若い頃の成長環境が整っているかを考えました。いろんな会社を見ましたが、業種も様々で、この会社で営業をやりたいかというと、そこまでのこだわりはなくて、でも会社には入りたいみたいな。それで僕は、今までの経験から何をやっているかというより、誰とやっていたかを重視しました。簡単に言えば、単純に共感とか価値観が合う人と働きたいと思ったので、何をするかというより、だれと働くか。そう考えた時に社員二人位の会社に入って、密な関係で仕事をしていきたいというのがありました。2つ目の成長環境は、上田さんと同じようにどれだけ若い時に経験ができるか。どれだけ難しい課題を超えて自分が成長できるかというのがあったので、未完成の会社に行って、組織作りを学んでいこうと思いました。

星 僕は、中学校・高校を通して勉強ができないけど、尊敬できる友達や、逆に勉強はできるけど、ちょっと違うなっていう友達もいて、その経験を通していく中で、やっぱり学校現場の中において人間性を大切にした教育がしたいなと、志望しました。もう一つとして高校の時に野球をやっていて、客観的にみたら実力が下の高校にコールド負けした後に監督が人間的に大事なことを教えてくれました。歩きスマホをしないとか、ちゃんと右側を歩いて、横に広がらないで歩くとか、当たり前のことでしたが教えてもらった結果として、次の大会に勝てたというのが、自分の中で影響されました。人間的に変わるということは、人間のパフォーマンスがあがることなのかなと思って、そういう教員になりたいと思い志望しました。

○情報交換について
上 学校の職員の方や、友達と情報交換はしました。そこで気を付けていたことは友達と情報交換をしていると、その情報に惑わされやすいということです。その情報をもらって、一つの情報としておくのはいいと思うのですが、それが100%と考えないで欲しいです。

西 僕がもし、野村証券をやめたほうがいいと言ってもそれは僕の主観でしかない。でも他の意見を聞いたうえで、実際にやってみて楽しかったってなるかもしれない。だから彼女が言いたいのは、実体験を持つということだと思います。

上 そうですね、情報の決めつけには気を付けたほうがいいかなと思います。

西 僕も彼女の意見と似ているのですが、僕は大手企業ではないのでネットなどの情報が少ないです。知名度も無いし、何をしているかわからない。だからこそ人づての情報を頼りにし、実際に自分で会社に行ってみたことが多かったです。最終的には実体験で判断しないとわからないので、“まず会社に行ってみよう”“不安ならまずやってみよう”ってことが多かったですね。あと、なぜ自分が不安なのかを考えました。頭の中で自己理解することで不安は解消されました。自分を見つめ直す良いきっかけになったと思います。

○周囲の助け
上 私の場合は、相談しないで就活をやっていたのですが、ずっと一人で自己分析とかをしていて、うまくいっていない現状を素直に職員の方に相談しに行った時に、他人から見た自分を引き出してくれて助けられたと思う。あとは就活がうまくいかない時などに友達に話を聞いてもらうなどの経験がありました。

西 僕は、人伝えで企業を紹介してもらったり、OBの人を紹介してもらいました。信頼できる人を側におくのは大事だと思います。

○将来を決めるきっかけ
星 僕の場合は、仕事の内容を知ったことが大きかったです。短大のころ小学校の教育実習に行くことがあって、いいなと思ったし、自分が働く環境は定着がブームの時代でもあり、40年間働くことを考えたら良い環境にいたいと思いました。

西 僕は電通などの広告大手に行きたくて、ベンチャー企業は考えていませんでした。僕の中ではその理由をしっかり理解していたつもりなのですが、たまたま電通の社員さんと会った時に、やりたいことの趣旨を伝えたら、社員さんに「君がやりたいのは電通じゃない」と論破されて、その時に自分の考えがリセットされました。自分の意見をはっきり言ってみるのが大事で、返ってきたものに対してまた考えてみるというのを繰り返していました。それがきっかけでした。

上 学校で、経営学科の会計コースで会計の授業をとっているのですが、その影響で金融関係に興味はあったと思います。今の内定先にも、会計コースから金融と繋がっているのかなと思います。

○インターシップについて
西 短期と長期があると思いますが、短期は10社、長期は2社ほど行きました。説明会で終わっちゃった会社もありますね。

上 私は、短期3日間のインターンシップを10社ほど行きました。10社は多い方ですね。

○自己PRについて
上 私は自己PRが苦手で、自分のことがわからないので思い浮かばなかったのですが、今の内定先の社員さんに会えることがあって、そのことを相談しました。そこから毎日模擬面接をしたのですが、その人と何でそこの高校に入学したのか、どう思ってそうなったのかなど話をしました。その中で人生の節目や自分の決断に気づいて、私はこういう人で、こういう傾向だ、とわかり、自己PRを書けるようになりました。

西 僕も自己PR時に困ってしまうことが多くて、でも、些細なことが長所など、すごく自己分析をして最終的に自己PRを書けました。

星 僕の場合は教員なので、子供に対する扱いや他の人より優れているところを書いたのがひとつと、自分のことを一番知っているのは両親なので、両親が言ってくれたことなどを具体例に書きました。

○就活と学校の両立
星 就職活動の時期は受講数を少なめにするなど、試験に向けて時間を確保することが必要だと思いました。

西 僕も履修の組み方を考えたりしました。午前中に授業を入れて、午後は会社訪問にするなど、時間を有効に使っていました。

上 私も受講数を少なめにして、就活メインでやりたかったので空いている日は、朝から夕方まで就活をやっていました。

西 両立はできないことはないと思いますが、多くの会社を見たい時が一番つらいので、やっぱり、合同企業説明会に行くことをお勧めします。

一年 短大時代、とっておいて良かったという授業はありますか?

西 僕は教養総合(1年生時必修科目)ですかね。普段会えない方々が授業の一環として来てくれるので、すごくためになったと思います。

星 色々な方が来てくれるので多くの経験を話せるようになるし、ためになる授業でした。

上 私はビジネス実務演習(2年生時選択科目)ですね。ビジネスマナーを基礎から教えてくれて、何もわからなかった私は、就活するうえでためになったと思います。

○就活での苦労
西 僕は企業が何万社もある中、自分がどういう環境で仕事のやりがいに感じるのか、自分が何をしたいのかがわからなかったのが一番苦労しました。だから、自己分析などをたくさんやりました。

星 僕の場合、就活する仲間や就活の意識が高い友達といることで、つらい時などを一緒に乗り越えることができたので、参考にしてみてください。

一年 講義以外で資格などの勉強はしましたか?

上 私の場合は、インターンシップで応募する際にエントリーシートを書かなくてはいけなくて、資格を持っていなくて何も書けませんでした。それだといけないと思い、TOEICの試験を受けました。無いより一つぐらいあったらいいと思います。

西 考え方、伝え方を勉強していました。要約して簡潔に述べるのが苦手だったので、面接で思いを伝えるために、本を読むなどして思考力をつけるために勉強していました。だから資格は全然なかったです。資格は使えなければ武器にならないので、幅広い分野を学んでいました。

星 資格は使えなければ意味がないので、実際に小学校に行って、小学校の先生に話を聞くなど、実践的に使える能力を身につけました。

一年 やっておけば良かったと思うことはありますか?

星 就活に共通して言えることですが、色々な話ができたら面接時に話すネタにもなるので、北海道でしかできないことや、今しかできないことを行うことは大事だと思いました。

上 もう少し講義をしっかり聞いておけば良かったと思いました。社会に出ると勉強する時間は無いし、講義に没頭できるのは今だけで、勉強するのにお金がかかるので、しっかりやりたいことを決めておけば良かったと後悔しています。

○就活をして成長したこと・良かったこと
西 僕は就活で自信がつきました。最初は自信が無く、面接に落ちたら自分が否定されている気がして、その中でいろいろ模索して、その時にわかりましたね。最初と最後では自信のつき方は全然違うと感じました。

星 就活をするうえで、自分がしたいことを見つけることができたと思います。合格することができてから先生になって何をしたいかなど、自分のしたいことが明確になったと思います。

○大卒で就活をして良かったということはありますか?
西 大卒の就活生という肩書があったから、大手企業の社員さんと会うことができたことですかね。面接さえ勝ち抜いてしまえば、とても就活がスムーズにいくので大卒の就活生という肩書はたくさん使ったほうがいいですね。

星 僕はいろいろな経験をするのが大事だと思っていて、大学生では好きな時間に履修を組めるので、自由な時間を作ることができ、大学生で就活して良かったと思います。また、地域のボランティア活動にも参加することができ、教員として客観的に物事を見ることができるようになりました。高卒の人たちができていないことを経験できてそれが人生の中で学びになったと思います。

上 高校のときは自分の興味のある科目は取れず、みんなで同じ講義を取りましたよね。大学生だと自分の興味のある講義を取れるので、高校の時よりも色々な知識が身について、視野も広がります。その点に関しては高卒より大卒のほうが有利だったと思います。

○最後に
星 就活をするうえで、色々な経験を話すことができたのと、自分が本当にその職に就きたいかというのを見つめなおしたこと。それが成功した要因だと思うので、自分をアピールするために今からでも準備しておいたほうがいいと思います。

上 私はまず、自信を持つことが大事だと思います。企業も自信が無い人は採用したいと思わないはず。だから自信を持って就活してほしいと思います。

西 僕は就活を前向きに行うか行わないかで全然違うと思います。壁ができたら逃げずに向き合うことが大事です。みなさんは今まさにターニングポイントだと思います。だから、前向きに就活を行うことが大事だと思います。応援しています。

座談会感想(一年)
今回、先輩の話を聞き、さらに構成で、何度も言葉を見返しました。この先輩は何を伝えたかったのか、どういう意味だったのか、この作業でより深く就職活動について考える良い機会になりました。

上記の文章は2年(キャリアサポーター)が録音した音声より文字起こしをし、1年(有志)がそれを編集したものです。先輩たちの熱意を全て伝えたかったのですが、文字数の関係上、省略部分があることをご了承下さい。上田さん、西條さん、星さんには心より感謝を申し上げます。また、ガイダンスの様子(写真付)の記事もありますので、そちらもご覧下さい。
キャリアセンター

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