幼児・児童教育学科
幼児保育コース
学科の特色
2つの資格(幼稚園教諭・保育士)
本コースでは、「幼稚園教諭(二種)」と「保育士」の二つの資格取得を目指すことができます。また、「レクリエーション・インストラクター」「准学校心理士」資格も取得可能です。


実践力の養成
卒業後、すぐに幼稚園や保育所などの現場で子どもたちに接しなければならない皆さんにとって重要なのは、いろいろな場面に即対応できる実践力を身につけることです。そのため実習指導に重点を置き、少人数グループに分かれ、それぞれに担当の教員がついて指導が行われます。その他にも施設・保育所等での観察実習、外部から現職の幼稚園教諭や保育士を招いての特別講義等体系的な指導を実施しています。
●実践力養成の取り組み
地域交流事業として、近隣の保育所、幼稚園などを訪問して児童劇、パネルシアター、手遊び、音楽発表などを披露します。児童劇は役者ばかりでなく、道具の製作や照明・音楽効果・舞台監督などの裏方も自分たちで取り組みます。そのことによって、様々な職種や性格の人と仕事を取り組んでいく力を養います。
ありす祭の中では「遊びの縁日」を実施しています。実習とは違う子どもの様子をお店を運営することで体感しています。
また中空知図書館ネットワークが主催する「おはなしカーニバル」にも、パネルシアターや紙芝居、手遊び等で参加しています。
本学設置の子育てサロン「ありす」に保育スタッフとして参加し、訪れた親子に関わる中で、保育実習等では体験できない、保護者に対する接し方を学びます。
授業では、日本の伝承遊びを学び、あやとり、お手玉、けん玉、竹返しなどを習得するほか、保育現場でも活用率の高い「絵本」や「紙芝居」を読み聞かせにも積極的に取り組んでいます。


●保育者としての感性を育てる
保育者の大きな仕事は、子どもと一緒に驚き、喜び、感動を分かち合うことです。その保育者として重要な感性を育てようというのが、本コースの教育目標です。
幼い頃に誰もが持っていた感覚、この世界の神秘や不思議さに目を見張る感性「センス・オブ・ワンダー」を培う授業があります。外に出て、草花や自然に触れながら学ぶ中で、その感性を磨きます。
その他、五領域に関わる科目を中心に、単なる知識や技術の修得には収まらないような幅広い体験を通じて新鮮な感動を味わい、保育者として必要な感性を養っていきます。

就職指導
就職活動に向け、指導担当教員が実習先への電話の仕方をはじめ、服装、立ち居振る舞い、レポートの添削等の個別指導を行っています。
また、実際に就職活動が始まると、キャリアセンターと協力しながら履歴書等の添削や面接練習などを教員が個別に行っています。
カリキュラムモデル
◆1年次の学び
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 前 期 |
子どもと環境 | 子どもと音楽表現 | 乳児保育Ⅰ | 保育実習指導Ⅰ | 日本語の基礎 | 特別支援教育論(幼) |
後 期 |
健康科学 | 音楽の基礎 | 乳児保育Ⅱ | 保育実習指導Ⅰ | 教育心理学 | ||
2 | 前 期 |
子どもと環境 | ピアノ実技Ⅰ | 保育内容(表現) | 教育と福祉の基礎 | 発達心理学Ⅰ | 社会的養護Ⅰ |
後 期 |
保育内容(健康) | ピアノ実技Ⅱ | 造形の基礎 | 保育内容(言葉) | |||
3 | 前 期 |
子ども家庭福祉 | スポーツ演習A | コンピュータと情報 | 子どもと 造形表現Ⅰ |
保育制度論 | |
後 期 |
教育原理 | スポーツ演習B | 保育内容 (人間関係) |
子どもと 造形表現Ⅱ |
教師論 | ||
4 | 前 期 |
法学(日本国憲法) | 子どもと言葉 | 英会話Ⅰ | 保育内容(環境) | ||
後 期 |
教育課程論 | 英会話Ⅱ | 教育方法論 | ||||
5 | 前 期 |
レクリエーション 理論 |
国学Ⅰ | ||||
後 期 |
レクリエーション 実技 |
社会福祉 |
<集中講義>特別支援教育論 <実習>保育実習Ⅰ
◆2年次の学び
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 前 期 |
幼児理解と 教育相談の基礎 |
造形表現Ⅰ | 保育実習指導Ⅱ | |||
後 期 |
幼稚園教育実習 | 造形表現Ⅱ | 保育実習指導Ⅱ | ||||
2 | 前 期 |
音楽表現Ⅰ | 幼稚園教育実習 | 保育地域活動論 | |||
後 期 |
子ども家庭支援論 | 音楽表現Ⅱ | 教職実践演習 | ||||
3 | 前 期 |
保育内容総論 | 子どもの保健 | 総合表現Ⅰ | 発達心理学Ⅱ | ||
後 期 |
総合表現Ⅱ | ||||||
4 | 前 期 |
子どもの 健康と安全 |
保育内容 (保育英語Ⅰ) |
||||
後 期 |
臨床心理学 | 保育内容 (保育英語Ⅱ) |
|||||
5 | 前 期 |
保育実習指導Ⅲ | 社会福祉 | ||||
後 期 |
保育実習指導Ⅲ |
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