國學院大學入学案内2021
8/52

図書館司書はコミュニケーション力が大切です。[公務員&図書館司書&一般企業]全国から学生が集まる短大で、文化の違いを知りました。 高校時代はほとんど毎日図書館に通い、面白そうな本をみつけては夢中で読んでいました。将来の進路を考えた時、思い浮かんだのが図書館で仕事をする人、図書館司書。そのことを同級生に伝えると「本を貸し出す人になりたいの?」という答えが返ってきました。 道内の大学を調べ、2年間で図書館司書が取得できる國學院短大部に入学。1年次の「教養総合」では、5人のグループに分かれ滝川市内を「街歩き」しました。今までまったく話したことのない人と道の駅を巡り、相談しながら地元の食材を買い料理を作って食べる。全国さまざまな出身地の人とコミュニケーションして、食文化の違いを知る楽しさを実感しました。子どもたちへの「読み聞かせ」にチャレンジしたい。 夢だった司書になるためキャリアサポートセンターに相談し、「先輩もいる深川図書館での募集が来ている」と連絡を頂き、すぐに応募しました。当館では空知エリアで生涯学習や自然学習、農業体験などを楽しみながら学んでいただける、幅広い取組みを行っています。 司書の仕事はお客様からの質問や相談も多く、コミュニケーションが大切です。短大の「レファレンスサービス」では、正しい情報の取得方法やどのような本を読めば良いかなどを学びました。この知識を幅広い利用者に、笑顔でお伝えしていきたい。深川図書館は子どもの利用者も多く、将来は「読み聞かせ」にもチャレンジしたいと思っています。ボランティア経験を通じて、新しい進路を見出すことができました!得意の英語を生かし、市のイベントで通訳ボランティアも経験。 この短大に入学したのは、保育英語を学びたいと思ったから。昔から子どもが好きで、英語も大好きだったので、その両方に携われる仕事がしたいと考えていました。 1年生の時にはスプリングフィールド大学での海外研修に参加し、アメリカの幼児教育も体験して来ました。この海外研修で滝川市から補助金を頂いていたこともあり、2年生の時にはその恩返しのつもりで滝川市が行うイベントに何度もボランティアで参加したんです。会場で外国のお客様を見つけると、得意の英語を生かして滝川や北海道についてのアンケート調査のお手伝いをしました。目的意識をしっかり持ち、市民に信頼される公務員を目指したい。 こうしたボランティア活動を通じて滝川市職員の方々が地域活性化のために休日返上で熱心に取り組む姿に心を動かされ、次第に私もその一助になれればと考えるようになりました。また、母が病気療養中なので、地元に残って少しでも側で支えてあげたいという気持ちもあり、滝川市職員という道を選びました。 これからは公務員として毎日の業務に目的意識をしっかりと持ち、市民一人ひとりの信頼に値する人間になりたいと思っています。そしていつかは、この短大で学んだことを生かし、子育て支援や幼児教育にも携わっていきたいです。滝川市観光国際課令和2年3月 幼児・児童教育学科 幼児保育コース卒業石川友理さん 高等学校卒業程度認定試験長期インターンシップ、ビジネススキルの資格取得でバックアップ深川市立図書館[株式会社スポートピア]令和2年3月 国文学科卒業大門 優稀さん 旭川実業高校出身目標を叶え、地域で活躍する卒業生7 Guide book

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る