國學院大學入学案内2021
3/52

Careerいつか信頼できる仲間と、未来ある子どもたちのために起業したいです!短大を経て編入学したことは、教師を目指す上でプラスになりました。[小学校教諭]先生や友人のサポートのお陰で、教員採用試験に無事合格! 短大入学当初は編入学志望でしたが、1年生の後期にいろいろと思うところがあって進路変更。卒業後すぐに先生になろうと決め、そこから本格的に教員採用試験の準備に取り組みました。2年生の6月に一次試験、それに受かって8月初旬の二次試験に進んだのですが、期間は短いし、覚える事も山ほどあって心が折れそうに。でも、先生たちが親身に悩みを聞いてくれて、アドバイスもくださいました。水泳の試験もあったのですが、私は大の苦手。夏休み中、友人につきっきりで教わり何とか25m泳げるようにもなりました。無事に合格できたのも、短大の先生や友人たちの手厚いサポートがあったお陰です。短大時代は、たくさんのボランティアに参加。 短大では近隣小学校で放課後学習ボランティアや宿泊学習ボランティアに参加。また、所属するボランティアサークルの仲間たちとサンタクロースに扮し、滝川市内の保育園や幼稚園を訪問してお菓子や折り紙をプレゼントしました。子供たちの笑顔が嬉しかったですね。 まだ教師1年生ですが、目標は毎日楽しい授業をすること。得意の物作りを生かし、イラストや工作物を用いて分かり易く伝えていきたいです。そして多くの経験を積み、いつか学校という枠を越えて信頼できる友人と未来ある子供たちを笑顔にできるような事業を興したい。それが私の大きな夢です!思い立ったらすぐ自習できる理想的な学習環境。 元々は教育大学へ進学希望だったのですが、大事な時期にソフトテニス部に熱中し過ぎ、断念。進学先に迷っていると、滝川の短大で小学校の教員免許が取れることや編入学できることを知り、進学を決めました。父が國學院大學出身なので、親近感もありました。 短大のすぐ近くにアパートを借りたので、学校もプライベートも友達と過ごすことが多く、互いに励まし合いながら頑張れる仲間がたくさんできました。今振り返ると、学校が近くて思い立ったら図書館もピアノ練習室もすぐに行ける素晴らしい学習環境でしたね。子どもの成長をそっと支援する教師になりたい。 短大を経て編入学した事はとてもプラスだったと感じています。例えば、4年制大学では模擬授業が4年間で一人1〜2回できるかどうかですが、人数が少ない短大では5〜6回行え、場数が踏めます。また、教員採用試験も短大2年次に1回、編入学して3年次と4年次の計3回受験ができます。実は、3年次にも合格したのですが、中退は避けたかったので辞退しました。 今、小学校教師として大事にしているのは、子どもの表情や行動などのちょっとした変化を見逃さないよう心がけること。まだ駆け出しですが、親御さんとも信頼関係を築き、子どもの成長をそっとサポートしてあげられる教師になりたいと思っています。滝川市立滝川第三小学校 教諭令和2年3月 幼児・児童教育学科 児童教育コース卒業中島 未貴 先生 滝川西高校出身札幌市立山の手南小学校 教諭本学、 幼児・児童教育学科 児童教育コースから編入学平成31年3月 國學院大學 人間開発学部初等教育学科卒業今井 貴士 先生 札幌新川高校出身Message from Professor AI、ロボテックス等急激な社会の変化に伴って、今ある仕事の多くが消滅するなどと言われています。しかし社会がどのように変化しても人を育てるという営みである教育はますますその重要性を増していきます。未来を切り開くことができる有為な人材を育てるのは、国づくりの根幹をなすことから、「人づくりは国づくり」とも言われています。これからの自分の進路について深く考えている皆さんに、教師への道をお勧めします。皆さんが教師として子どもたちの夢の実現をサポートできる教師になることは、次世代の豊かな社会づくりに貢献することになるのです。 児童教育コースでは、小学校教師として必要な学修を行っており、2年間という短期間で全員が小学校教諭二種免許状を取得することができます。そのため、各教科等の指導法や概論、教育原理・教育相談等の教職に関する数多くの科目を開設しています。また、教師になるために必須の教育実習や介護等体験の実習はもとより、地域の環境を生かした稲作体験・カヌー体験・教材園での植物栽培、地質見学などの学習・体験活動を数多く取り入れた学修も行っています。そして、今年も本学から教師として採用され、教職の道を歩む学生がいる一方、國學院大學への編入学を果たし、中・高教諭一種免許状の取得を目指す学生もいるなど進路は様々です。教師への志をもった皆さんの入学を心待ちにしています。人づくりは国づくり、教師になりませんか![幼児・児童教育学科 児童教育コース]矢口 元晴 准教授Guide book 2

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る