國學院大學入学ガイドH31
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21 Guide book外国語文化分野哲学分野総合教養学科  国際化、グローバル化がめざましい現代社会においては、諸外国の文化を理解する力や英語の表現力、コミュニケーション力などが広く求められています。 外国語文化分野では、英語や中国語などの語学科目の他に「英米文学概論」「英米の文化」「異文化間コミュニケーション論」などの科目を設け、外国の言葉や文化、考え方について理解を深めます。外国と日本の文化を比較することで、日本人の考え方が浮き彫りとなり、日本を良く知ることができます。また、それはやがて自分自身の考え方、生き方の発見へと繋がっていくのです。   哲学分野では、「哲学」「倫理学」「西洋思想史」「西洋哲学史」などの専門科目を学びます。哲学というと抽象的な議論をするというイメージですが、実は物事の本質を見極めるために必要な考え方のヒントを探る学問。哲学で辿りつく答えは決してひとつではありません。考える道筋が重要であり、考える事にこそ意味があるのです。 「倫理学」では「生と死」をテーマに生命倫理の問題を取り上げます。例えば、臓器移植、代理母、安楽死、尊厳死といった身近で具体的な問題について、哲学的・倫理学的観点から考えていきます。 ゼミでは基本的に全ての会話が英語で、学生同士も英語でやりとりします。1年次は、まず英語を使って簡単なゲームをし、英語力が少し高まると研究・発表に移行。取り扱う題材は実に様々で、ある時はアイヌ民族について研究し、発表したこともありました。例えば、日本人が描いたアイヌの絵を題材にした際は、アイヌ民族の歴史的背景やその絵が描かれた時代についてなど多方面にわたって調べ、絵の表現方法やイメージといったものを含めて意見を発表しました。 発表の際、先生は内容云々より先に話し方やプレゼンテーションの仕方など、興味を持ってもらう為の表現方法をチェックし指摘してくれます。単に英語を身につけるのではなく、コミュニケーション能力を鍛えるのがこのゼミの特長。私も2年間で随分鍛えられました。 今までやったことのないものに挑戦してみたくて、哲学ゼミを選びました。1年次には、文章の書き方を教わりながら、その時の新聞記事など身近な問題を取り上げて哲学的な立場で考える練習をします。記事の要点をまとめて先生に提出。採点を経て完成したものをゼミのみんなで読み、意見を出し合うという形式です。 2年次では、自分で記事を見つけ、それを学生たちで議論。自分ひとりの考えだと一方に偏りがちですが、他の人の意見を聞くことで多角的な視点が養われ、ものの見方が変化していくのを感じました。 私はまだいろいろな知識が足りないと自覚していて、先生に相談したところ何冊かの本を勧めてくれました。そうした本を読み、あらゆる視点から物事を考えられるよう、更に努力したいと思っています。吉竹 美紀子さん 旭川東栄高校出身國學院大學文学部外国語文化学科 編入学コミュニケーション能力も鍛えられます。身近な問題も哲学的に見れば、様々な捉え方ができると気づきました。丸次 優花さん 帯広農業高校出身國學院大學文学部哲学科 編入学太田ゼミティムゼミ

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