國學院大學入学案内2021
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総合教養学科年間スケジュール1年次2年次●入学式 ●宿泊研修 ●履修登録4月●履修登録5月●教育実習●ありす祭[大学祭]6月●ありす祭[大学祭]●試験期間8月●試験期間●集中講義9月●集中講義●TOEIC Bridgeテスト10月●TOEIC Bridgeテスト●ICD(インターナショナル・ コミュニケーション・デイ)11月●ICD(インターナショナル・ コミュニケーション・デイ)●研究発表会12月●研究発表会 ●國學院大學への編入学決定●試験期間1月●試験期間●試験期間 ●インターンシップ2月●試験期間3月●卒業式 ●「たきかわぶれてぃん』の発行法学分野 法学というと堅苦しく捉えがちですが、法律は日常生活を支える基盤であり、とても身近な存在です。 法学分野では、身近な題材を取り上げながら「憲法」「刑法」「民法」などについて理解を深めていきます。経済分野 通勤・通学、食事、買い物など、私たちの日常生活はさまざまな経済活動を基礎として成り立っています。経済分野では、「日本の経済」「世界の経済」「経営入門」「金融の基礎」といった科目を通じて経営学、経済学、会計学などを学び、ビジネスや経営に必要な専門知識を身に付けます。 また、ゼミナールや周辺地域でのボランティア活動を通じて、地域活性化への取り組みにも参加。「自ら考え、動く」という積極的アプローチの重要性を理解し、社会で通用しうるコミュニケーション能力を身に付けます。多様な専門分野から好奇心や進路に合わせ履修科目を自由に選択しフレキシブルに学びます。外国語文化分野 国際化、グローバル化がめざましい現代社会においては、諸外国の文化を理解する教養や英語の表現力、コミュニケーション力などが広く求められています。 外国語文化分野では、英語・中国語・フランス語のような語学科目の他に「英米文学概論」「英米の文化」「異文化間コミュニケーション論」などの科目を設け、外国の言葉や文化、考え方について理解を深めます。外国と日本の文化を比較することで、日本人の考え方が浮き彫りとなり、日本を良く知ることができます。また、それはやがて自分自身の考え方、生き方の発見へと繋がっていくのです。哲学分野 哲学分野では、「哲学」「倫理学」「西洋思想史」「西洋哲学史」などの専門科目を展開しています。哲学というと抽象的な議論をするというイメージがあるようですが、実は物事の本質を見極めるために必要な、ものの見方、考え方を探る学問です。哲学で辿りつく答えは決してひとつではありません。考える道筋が重要であり、考えることにこそ意味があるのです。 「倫理学」では「生と死」をテーマに生命倫理の問題を取り上げます。例えば、臓器移植、代理母、安楽死、尊厳死といった身近で具体的な問題について、哲学的・倫理学的観点から考えていきます。学科長 教授太田 信二哲学ゼミ多角的な視点から見て、多様な観点を踏まえて考え、自分の意見として一つにまとめ上げ、行動できる学生― 総合教養学科が育てたい学生像です。 社会の中で生活し、仕事をするようになると、私たちはさまざまな問題・課題に直面することになります。それらの現実の社会で出会う問題・課題は、高校の試験が、すっきりした正解を持っているのにたいして、錯綜した諸側面が絡み、容易には真の姿が見えないという特徴を持っているといっていいでしょう。 そうした問題に直面した時でも、わたしたちは、えてして見慣れた、自分の中に染み込んでいる視野、視点からだけで考えがちです。でもそれでいいのでしょうか。 たとえば、経済的な問題を考えた時にも、当然その課題は、法学の見地と結びついているでしょうし、さらにその背景に特定のものの見方・考え方があるでしょうし、また外国語の習得を通して見えてくる外国や日本の文化風土とも結びついているはずです。 そうしたいろいろな視野・視点から初めて見えてくる光景も明らかにする中で、直面している問題にたいする自分の考えを形作り、行動できる学生に育ってほしいと思います。●哲学     ●倫理学A  ●英語演習ⅠA・ⅠB●西洋哲学史A・B●西洋思想史 ●ゼミナールⅠ・Ⅱ●総合教養 Guide book 20

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